2025年3月17日カテゴリー:

第4回一般留学生教育課題研修会

3月12日、第4回一般留学生教育課題研修会が開かれました。
最終回である今回は、一般留学生である小森麻美先生ご自身が、1年間様々な角度から教育の課題として学んできたことの中から題材を決めて発表しました。
テーマは「生徒のウェルビーイングの向上のために学級担任としてできること」とし、ソーシャル・エモーショナル・ラーニング(SEL)に基づき、学級担任として「人間関係作りにおける教室環境をどう整えていくか」、生徒の「心の安全」を守り、「心の安心」へ繋げていくことの大切さについて学んだことからの気づき等について、ご自身の考えを発表しました。

【一般留学生より】
これまで本センターで受講した研修や講話会等での学びを結び付け、来年度の実践に生かすために、ソーシャル・エモーショナル・ラーニングに基づいた学級経営について自分の考えを発表しました。これまでの経験を大切にしながら、学級経営の基盤に理論的な視点を加えることで、よりよい教育実践につながると考えています。
また、道徳、総合的な学習の時間、学級活動などの教育課程をソーシャル・エモーショナル・ラーニングの視点から捉えることで、それぞれの分野で育む資質・能力を横断的な視点で見直すことができました。生徒一人一人を尊重し、自分自身の社会情緒的スキルも高めながら、人間関係を育む教室環境を整えていきたいと思います。