山梨県総合教育センター > お知らせ全般 > 調査研究 > 2024.9.3 第3回一般留学生教育課題研修会 2024年10月24日カテゴリー: 調査研究 一般留学生 2024.9.3 第3回一般留学生教育課題研修会 9月3日、第3回一般留学生教育課題研究会が藤巻 理恵次長を講師として開かれました。 研修会では、「探究型中央研修 コア研修」と「日本青少年訪韓団」について実体験をもとに講演していただきました。 NITS(独立行政法人教職員支援機構)の研修では、課題を探究する力や、探究的な学びをデザインし、マネジメントする力といった、教師にとって中核的(コア)に求められている力を高めることを目的として継続的な探究プロセスが提供されていることや、その中で「対話」「振り返り」「知識の習得・再構成」を重ねながら実践を展開することで、価値観の捉え直しや新たな問い・実践に向かう「持続的な探究」として学校課題を協働的に探究していく形がとられていることを話していただきました。 また、日本青少年訪韓団の視察についての話では、国や文化の違いによって学校や教員の生活も異なることを再認識しました。高校生にとっても、見聞を広める貴重な機会になったことが伝わってきました。 【一般留学生より】 探究的な学びを実践していくためには、教師のファシリテート力が不可欠であると感じました。学習者が自分自身の言葉で考えを綴り、自己との対話を通じて新たな気づきを得ること、さらには他の学習者との対話を通じて新しい視点を見出し、それを次の課題にいかしていく過程は、教科指導の中でも重要な要素であると考えます。具体的な方法として、スプレッドシートを用いて学習者の学びの様子をきめ細やかに把握し、個々の考えに寄り添いながら、適切な気づきを促すことが挙げられていました。このようなアプローチを通じて、学習者自身が自らの学びを深める手助けをするファシリテート力を、私自身も高めていきたいと感じました。 また、日本青少年訪韓団の視察に関する講演を通して、高校生たちがその土地の空気感を自分の肌で感じている様子や、現地での人々との出会い・つながりの尊さを実感している様子が伝わってきました。このような体験は、その後の自分の価値観に大きな影響を与えるものであり、異文化交流が人間的な成長につながることを改めて認識しました。
9月3日、第3回一般留学生教育課題研究会が藤巻 理恵次長を講師として開かれました。
研修会では、「探究型中央研修 コア研修」と「日本青少年訪韓団」について実体験をもとに講演していただきました。
NITS(独立行政法人教職員支援機構)の研修では、課題を探究する力や、探究的な学びをデザインし、マネジメントする力といった、教師にとって中核的(コア)に求められている力を高めることを目的として継続的な探究プロセスが提供されていることや、その中で「対話」「振り返り」「知識の習得・再構成」を重ねながら実践を展開することで、価値観の捉え直しや新たな問い・実践に向かう「持続的な探究」として学校課題を協働的に探究していく形がとられていることを話していただきました。
また、日本青少年訪韓団の視察についての話では、国や文化の違いによって学校や教員の生活も異なることを再認識しました。高校生にとっても、見聞を広める貴重な機会になったことが伝わってきました。
【一般留学生より】
探究的な学びを実践していくためには、教師のファシリテート力が不可欠であると感じました。学習者が自分自身の言葉で考えを綴り、自己との対話を通じて新たな気づきを得ること、さらには他の学習者との対話を通じて新しい視点を見出し、それを次の課題にいかしていく過程は、教科指導の中でも重要な要素であると考えます。具体的な方法として、スプレッドシートを用いて学習者の学びの様子をきめ細やかに把握し、個々の考えに寄り添いながら、適切な気づきを促すことが挙げられていました。このようなアプローチを通じて、学習者自身が自らの学びを深める手助けをするファシリテート力を、私自身も高めていきたいと感じました。
また、日本青少年訪韓団の視察に関する講演を通して、高校生たちがその土地の空気感を自分の肌で感じている様子や、現地での人々との出会い・つながりの尊さを実感している様子が伝わってきました。このような体験は、その後の自分の価値観に大きな影響を与えるものであり、異文化交流が人間的な成長につながることを改めて認識しました。