令和６年８月６日（火）の新教頭研修会では、（株）市進コンサルティング代表取締役である細谷幸裕先生を講師に迎え、学校の危機管理対策を研修テーマとし、若手教師の保護者対応事例から考える対応力強化のポイント、悪質なクレームに対する組織対応のポイント、コミュニケーションの原則から考える相手に応じたかかわり方のポイントについての講義と、グループ協議を行いました。　グループ協議では、「あなたの学校の若手教員の保護者対応力を強化していくとしたら、具体的に彼らにどんなアドバイスが効果的でしょうか。悪質なクレームに対して組織を強化するために、具体的にどんな対策が考えられますか。」等について、現場の経験を踏まえ活発な意見交換が行われました。参加された教頭先生方からは、「研修会の中では新しい情報と共に、講義の中でリフレクションをしながら聴くことができ、その中で仕事に対する向き合い方を改善していきたいと感じた。今後は、今まで以上に自身の電話での対応等の中で、言葉の選び方や話し方などを、教職員に示していきたい。また、校内の組織として、若手教職員が何に心を砕いているのか、何を求めているのかということをミドルリーダーとのコミュニケーションの場を会議の中で設定し、管理職とも共有する場も設けたい。ロールプレイングを２ヶ月に一度行い、スキルを向上していきたい。」などといった感想を寄せて頂いております。教頭先生方、本当にお疲れ様でした。