2024年7月11日カテゴリー:

2024.7.10 令和6年度第2回一般留学生教育課題研究会

7月10日、第2回一般留学生教育課題研究会が重田誠次長を講師として開かれました。

「社会教育の取り組みから学校教育を考える」と題し、 コミュニティスクールや地域学校協働活動の現状と課題について確認するところから始まり、後半では「やまなし少年海洋道中」の活動に団長として参加された実体験をお話いただきました。洋上体験や八丈島での自然体験活動、島民との交流など魅力あふれる写真とともに紹介された内容に心が躍りました。

「社会教育」について考える貴重な機会となるとともに、コミュニティスクールの実現には地域と学校の双方向の支援が必要であり、「パートナー」「連携・協働」を掲げて関係づくりを進め、「多様な活動」の実現に繋げていくことが重要だと学ぶ会になりました。                                                                                                                                         

 

【留学生の一言】

「社会教育」という概念の中で教育を考えてみると、学校での様々な教育活動は地域と密接につながっていることを再認識しました。教員として教育に携わることはもちろん、地域住民として、あるいは保護者として地域学校協働活動に参画していくことも子どもたちの学びの質を高めることへと結びついていくのだと感じました。また、「やまなし少年海洋道中」の実践の中に「偶然性の学び」という言葉がありました。教師の願いとして活動の目的や目標を生徒に意識付けたい思いもありますが、一方で、生徒が気づき、価値づけをしていくことにも意義があります。そのバランスをどように保つのか、考え続けていきたいです。