今年度最初の一般留学生講話会が開かれました。1回目は「総合的な学習の時間」について、渡邊信也指導主事から講義をいただきました。マンツーマンの講話会なので講師の先生を身近に感じながら話を聞いたり、質問したりできる貴重な時間となりました。

(1)日　時：令和６年６月７日(金)
(2)テーマ：「今、求められる力を高める総合的な学習の時間の展開」
(3)担　当：渡邊　信也　副主査・指導主事
(4)内　容
○探究的な学習における児童・生徒の学習の姿について

○単元・授業づくりのポイントについて

【留学生の一言】

「課題の設定」「情報の収集」「整理・分析」「まとめ・表現」という探究のプロセスを取り入れた学習を行うことが、学習の基盤となる資質・能力の育成につながっていくということが分かりました。児童・生徒が自ら課題を設定し、自分だけの答えを見つけていく姿がとても生き生きとしていました。現場での実践を考えると、例えば、進路学習において、生徒が自分の個性を見つめたり、自ら設定した課題を通して職業観や勤労観を育んだりするために総合的な学習の時間を展開することが可能なのではないかと感じました。実践する難しさはあるかもしれませんが、まずは自分が出来ることから少しずつ取り組んでいきたいです。