体験で学ぶ火山研修会

7月28日、29日の2日間、「体験で学ぶ火山研修会」が富士山科学研究所と共催で実施されました。

1日目は、富士山科学研究所の所長である藤井敏嗣氏(東京大学名誉教授)を始めとする著名な講師により、「火山のしくみ」「富士山の噴火と歴史」といった講義が行われました。また、降灰実験、ウレタン噴火実験などの珍しい実験を体験しました。その後、受講者はグループに分かれ、疑問に思うことや考えていることなどを学者である講師の方々と話し合い、貴重な時間を過ごしました。

2日目は、野外見学として晴天の下、富士山のハイキングコースを登り、割れ目火口や山麓風景を観察し、説明を受けました。また、ヘッドライト付のヘルメットを着用して富士風穴に入り、溶岩トンネルなどを見学しました。

本研修会は、理科教育、防災教育、そしてSDGsの視点からも非常に参考になる研修であり、受講者は大変満足をしていました。